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マンション長寿命化促進税制<令和5年税制改正>:

2023/05/17

令和5年度税制改正では、長寿命化に資する大規模修繕工事を行った

マンションに係る固定資産税の減額措置が創設されました。

令和5年4月1日から令和7年3月31日までの間に大規模修繕工事を

完了し、一定の要件を満たすマンションの各区分所有者が工事後3ヵ月以内

市町村に申告した場合、翌年度の建物部分(100㎡まで)の固定資産税が

減額される仕組みです。

固定資産税の減額割合は、3分の1を基準とし、各市町村の条例で6分の1から

2分の1の範囲で定めることになります。

ここで、長寿命化工事とは、屋根防水工事、床防水工事、外壁塗装工事が該当します。

対象となるマンションの要件等は、以下の通りです。

①築後20年以上が経過している10戸以上のマンション

②長寿命化工事を過去に1度以上適切に実施

③長寿命化工事の実施に必要な積立金を確保(積立金を一定以上に引上げ、

管理計画の認定」を受けていること等)

2回目以降の長寿命化に資する大規模修繕工事の実施

中国人富裕層専門
加藤公認会計士・税理士事務所

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